自動車保険は、損害保険の一部です。日本では損害保険会社の再編成が進み、三大メガ損保の収益で市場の9割を占めています。次が日本の三大メガ損保です。
(数字は2018年度のものです。)
・東京海上ホールディングスグループ(子会社241社、関連会社25社)
└東京海上日動火災保険 保険料収入2.16兆円
・SOMPOホールディングスグループ(子会社100社、関連会社14社)
└損保ジャパン日本興亜 保険料収入2.14兆円
・MS&ADインシュアランスグループ(子会社186社、関連会社37社)
└三井住友海上火災保険 保険料収入1.51兆円
└あいおいニッセイ同和損害保険 保険料収入1.23兆円
この数字をネット自動車保険の雄ともいえるソニー損保と比べてみると次のようになります。ソニー損保(ソニーファイナンシャルグループ)保険料収入1,082億円
あのソニー損保でさえ、メガ損保の10分の一ほどの収益です。ソニーは、メガ損保には属さない独立したファイナンシャルグループですが、下記のダイレクト自動車保険は、メガ損保や世界でも有数な損保の系列です。
セゾンおとなの自動車保険:損保ジャパン系列
アクサダイレクト自動車保険:世界最大級のアクサグループ系列
イーデザイン損保:東京海上日動火災保険系列
三井ダイレクト損保:三井住友海上火災保険系列
チューリッヒ保険:世界有数のチューリッヒ・インシュアランス・グループ
大手は安心
ダイレクト自動車保険であっても、上記のような損害保険会社は、日本のメガ損保や世界でも有数の損害保険会社に属していることが分かります。
事故への対応にしても、大手損害保険会社系列なら慣れているはずです。大企業は、やはり信用があります。これはだれも否定できないのではないでしょうか。
中小の保険会社が悪いというわけではありませんが、保険は信用を選ぶものなので、私は大手の中からダイレクト自動車保険を選択したいと思います。
メガ損保の系列外なら、ソニーファイナンシャルグループくらいの収益規模が望ましいですね。
大手は高いというのは間違いです
保険料が安いのが魅力のダイレクト自動車保険です。大手だと高く、中小の方が安いとお考えなら、ちょっと違うかもしれません。
多くのお客様がいて、多くの保険料が入ってくる企業の方が、割引率はむしろ多いと言えます。それは逆のことを考えればわかります。
お客様が少ないけれど、保証額を大手と同じにするなら、多くの保険料をいただかないと会社の運営が成り立たないと思います。
実際、ダイレクト自動車保険の見積もりを5社ほどからとってみると、大手だから高く、中小だから安いということはありません。
似たような料金設定がされています。保険金額の設定は、収益に対する事故率で算出されているためでしょう。
実際に複数の見積もりを取って比較してみるとよくわかります。営業電話などはかかってこないので安心してとってみてください。そして今契約している自動車保険と比較してみてください。